こちらを見てください
注:最初は設定がよくわからず人形がところどころ崩れていたのですが、使い慣れてちゃんと設定ができるようになったら改善されました
こちらが改善版。ミスなくシャープな造形です。では本題に戻ります
定期的に「最近の3 D プリンターは結構安くて良い感じになっている!」と耳にするのでずっと気になってたんですよね~
機械を組み立てたり、仕組みを理解したり結構手間だったのですが、3 D で物が組み上がる様子を見たときはなかなかな達成感で「こうやって物が作られてるんだなぁ」と最新のテクノロジーに感動しました
今日はそんな「意外に手軽な3 D プリンタデビュー!」について語りたいと思います
入門モデルは3万円未満
今回買ったのはこちら
LabitsのET4というモデルです
ET4自体が世界中で使われていて評判がよかったことと、Labitsのモバイルモニターを以前使ったことがあったのでこれにしました
3Dプリンターにも色々あって、 複数の色をコントロールできるものや、素材のタイプで値段が大きく変わります
とりあえずこのフィラメントと呼ばれるケーブルを溶かして積み重ねていくタイプが一番安い入門用なようなのです
私は初めてだったのでとりあえずとりあえずこのフィラメントタイプで、かつ制作可能なサイズが大きいET4を選択しました
この本体に追加のフィラメント4色セットを合わせて購入しました
組み立て
そして届いたのがこちら
中を開けるとこんな感じでがっつり工業製品的なものが入っています
これは昔に比べるとかなり組み上がった状態になっている製品のようなのですが、それでもパーツはいくつかに分解されているのでこれを組み立てていきます
これが結構大変で公式の組み立て動画を見たりしながら1時間以上かけて組み立てました
(組み立てに関してはまた別記事で紹介いたします)
出来上がり
そして出来上がったのがこちら
工業用マシンって感じだぁ~!
Labits E4は3つの主要パーツで構成されています
フィラメント部分
まず上に伸びているのがフィラメントで、溶かして使う素材です
次々と繰り出せるようにロール状になっていて歯車で引き出しながらヘッド部に素材を送るようになっています
ヘッド部分
そして中央にあるのがそのフィラメントを溶かすヘッド部です
中央のバーとローラーでつながっているので左右に動き回ることができます
台座部分
一番下の黒い正方形のエリアがフィラメントを組み立てる台座です
こちらもローラーが付いていて前後に動くことができます
②のヘッド部が左右に動きながら、③の台座部が上下に動くことで360度狙ったところに素材を落とすというわけです
仕組みとしてはシンプルですが、ヘッドが自分の高さを正確に把握したり、高度なセンサーが色々ついているようです
使ってみよう
このモデルE4には microSD が付属していて、タッチするだけでプリント可能なモデルデータも入っています
モデルのcatを選択してOK
OK を押すとヘッドの温度が上がってプリント開始です
ガシャガシャ動きながらフィラメントを敷いていきます
感動の瞬間
ここまできてやっと印刷がはじまったわけですが、、この瞬間はかなり感動しました
最初の組み立てが結構大変で、大変なものに手を出しちゃったなとちょっと後悔する瞬間もあったんですけど、、、 細い線を重ねながら物が出来ていく様子はかなりの達成感がありました
こちらが猫人形完成までの様子を30秒にまとめた600倍のタイムラプス動画です
約4時間で完成
そしてこのガチャポンガシャポンを4時間弱続けたところで完成しました
これを台座からバリっとはがせば OK です
こちらがその完成した猫人形です
残念ながら顔の真ん中と耳のところでちょっと左にずれてしまっているのですが、それ以外は非常に良く出来ています
小判の福の文字、猫の毛のザラザラ感も綺麗に出来ています
裏面を見ると一番最初の層を斜めの網目で作っているのを見ることができます
硬くて頑丈
さっきまでとろとろの状態で組み上げていたので柔らかいのかなと思ったのですが、触ってみると想像よりもだいぶ固かったです
普通に作られたプラスチックケースと同じぐらいの耐久性はありそうです
用途はケースとかかな?
インターネット上でユーザーの意見を集めてみると、ヘッドの精度的にもフィギュアや玩具を作るというよりはスマホ立てやペン入れなどの”便利ツールを作るぐらいの用途が一番現実的”なようです
体積が大きいものだとフィラメントを大量に使ってしまいますし、人形はやはり造形のレベルがまだ足りない感じなので、体積が小さくてかつ、形状そのものに意味があるようなものを(スマホスタンドみたいな)作るのが一番能力は発揮できそうです
まとめ
こんな感じではじめての3 D プリンター体型はなかなか面白かったです
・思ったよりも匂いがなかった
本体に科学薬品的な臭さがついていたが、フィラメントを溶かす時の匂いは殆ど気にならなかった
・音はうるさい
印刷中はずっとヘッドが前後左右に動き回っているんでなかなかうるさかったです
・時間はかかる
こちらも予め予想はついていたところではあるんですが、動作させながら留守にするのも怖いので
機械自体も場所をとるものなので置き場所や使う時のシチュエーションは考える必要がありそうです
気になる要素もいくつか挙げましたが、冒頭でも言った通り組みあがっていくときの感動はプライスレスだと感じました
こんな感じでまだ未発達な分野ではありますが、もう素人が気軽に手を出せて勝つ楽しめるようになっているので、こういうものが好きな方は買ってみると楽しいかもしれません
以上本日は「はじめての3 d プリンター 組み上がる様子に感動」の紹介でした