T-25は僕のお気に入りモデルT-18の兄弟分的な存在で2万円&200g未満のトイドローンとして上位に位置する人気モデルだ
そしてT-25ではこんな風に上空から空撮をしたり、シャッシャと飛行させたりすることができるぞ(カメラはHS120Dと性能が同じなので写真を共有しています)
いろいろ使ってみた結果、T-25完全版は
- とっても便利な専用アルミケース
- バッテリーも2個ついていて
- そして本体の飛行性能、GPSによる機体保持性能もすばらしい
目次
T-25とは
Potensicが2018年に発売したモデル。従来の流線形の形から大きくデザインチェンジをして200g以上の空撮ドローンのような左右対称のデザインへと変化した
価格は14900円前後でT-18よりも1000円高く、HolyStoneのHS120よりも5000円ほど安い*価格は2019年7月現在物で変動の可能性があります
T-25とT-18は同時期に出たモデルで販売元も同スペックだと公称している。実質色違い&デザイン違いモデルだ
去年から今年にかけてトイドローンの3強の1つを担っていたと思うのだが、今回は専用アルミケースと予備バッテリーがついた完全版としてリリースされた
はたして専用ケースとはどんなクオリティなのだろうか、従来のT-25からお値段5000円アップの価値はあるのだろうか…
それでは実際に見ていこう
T-25 開封の儀
amazonから届いたダンボール。この時点でだいぶ小さい
あけたら銀のケースが!なんか立派だぞ!
ででーん!アルミケース入りはやっぱいいですねぇ~
iPadminiを並べてみてもご覧の通り。相当小さいですよ
計ってみたところ33cmx23cmx15.5cmって感じの寸法ですね
パカッ
めっちゃキレイに収納されてますねぇ
内容品の様子画像を作ってみました
- T-25本体
- コントローラー、スマホホルダー
- バッテリーx2個
- パーツ類(プロペラガード、プロペラ予備、スタンド、ドライバー、充電ケーブル
- マニュアル(説明書、クイックガード *どちらも日本語対応)
コンパクトさ具合がすごい
さっきのパーツ分類画像をみてもらってもわかると思うんですけど、すごい小さくおさまるように設計されてるんですよね
通常ドローンを持ち運ぼうと思ったらと何かに入れて運ぶですけど、プロペラがすごい邪魔になるんですよね。私もだいたい2~3台持ち運ぶんですけどそんな高いドローンじゃないので左右交互になるような感じ組んで袋にいれてたんですよ
省スペースのためにやむなくやってるんですけど安全ではないですよね。毎回壊さないようにすごい気を使います。
いままではこれ+コントローラーを入れてるバッグを持ってたんですけど..
う~むありがたい。しかもこれだった車に積むときとか上にも重ねられますからね
バッテリーの付属数は2個ですが、それとは別に3個収納するスペースがあるので合計5個このケースで持ち運べます
家でしまっておくときもこのケースのまま好きなところに重ねて置けるんでこれは相当便利ですね
本体の様子
本体を見てみましょう
白い流線形のボディ、200gなので見た目よりもだいぶ軽いです
中身はスカスカでボディというよりガワ(入れ物)といった印象でしょうか
スタンドは最初からはまっていますが見る限りでは一応はずせそうですね
プロペア部分のギアももちろんカバーされています。最近はもうこの設計が必須ですね
こんな感じで第一世代から全体的に改良された2018~2019年のドローンといった感じですね
カメラ
カメラの可動域も十分に広いです
一番上にした場合
一番下にした場合
カメラ可動域は45度といったところでしょうか。十分に広いですね
バッテリー
バッテリーは専用ケーブルで充電します
各ボタンの意味はこんな感じ
ランプが右に行くほど残量が多い
本体へはスライドしてカチッとするだけで装着可能
バッテリーのボタンを押すと電源が入って
ボタンを長押しで電源オフです
コントローラー
コントローラーは完全にT-18の色違いですね。小さくてステータスモニターもあるので良いです
各ボタンの役割
中央ボタン 電源、離陸着陸、リターンの重要操作の管理
左右スティック 機体の高度上下、向きの回転
奥のLRボタン その他カメラの角度など
といった具合で同系統の操作が整理されていて使いやすいです
飛行の様子
T-25を飛ばしてみた感じは、簡単に操作できるお手軽ドローンといったところでしょうか
電源を入れると最初にGPSのキャリブレーションが入ります。用意ができたら離陸ボタンを押せば1mぐらいの高さに上昇しスタンバイをしますので、その後ユーザーの操作でフライトします
高い位置を飛行させるとどうしても風で揺られてしまいますが、強い風でない限りその場の位置と高度は保ってくれます
専用アプリも良し
Potensicは専用アプリを出しているのでモデルを指定して操作できるんですよね
デフォルトではビギナーモードとして飛行距離に制限がかかっているので解除して飛ばしましょう
基本コントローラーで操作しますが、アプリの画面がわかりやすいというのも高ポイントです
室内での様子ですがアプリと接続するとカメラの映像がwi-fiで確認できます。高度も表示されますしアプリ越しの情報が多いです
楽しい
いろいろ理屈を述べてきましたが、、、飛ばすと超楽しいです!!
毎回私は飛ばすために遠くまで出かけているので行く前は「面倒だなぁ、、」って思うんですけど一度飛ばせばそんなものは消えてしまいますね
いつもテンションが上がりすぎて予定よりも遠くに飛ばしすぎてしまうので理性ある操作を心掛けたいです
飛行動画たち
例のごとく私より上手な動画がいろいろあがっていますのでそちらを紹介したいと思います
100Mを超える高さで飛行していると思われます。揺れていますがそれでも動画の乱れは小さいです
また、低空での左右の移動動作も安定していることが伺えます
操縦者目線
こちらは飛行しているT-25を操縦者目線で録画した動画です
キビキビッと動いていますね。低空での動作は不安定になるとすぐに地面と接触してしまうのですが高度を保つ制度の高さがうかがえます
完全版の名に恥じない構成かな!
ケースの中に入れていれば重さも左右の揺れもまず大丈夫だと思うので、持ち運び&収納性両方でとっても便利になりました
専用ケースを別売りで買うと?
アルミケースは安価なものでは2000円前後からあるのですけど、ドローンのボディが入る大きさとなるとある程度の厚みになってしまいます
ドローン本体が約15cmの高さなので安くても3500円ぐらいはしてそこから中の衝撃緩和剤を自作する形になります
既製品のようにコントローラーも隙間にぴたっと抑える形で削るのはまず無理だと思うのでハードケースに入れたいならT-25を買うのが早そうです
まとめ
こんな感じでT-25完全版は2019年7月現在2万円&200g未満のドローンで非常に有力なモデルです
比較対象はPotensicのT-18やHolyStoneのHS120Dあたりになるでしょう。私は全部買ってレビューしてあるので気になる方は記事下からそちらもご覧ください
T-18 | T-25完全版 | HS120D | |
値段 | 13990円 | 19900円 | 19900円 |
重量 | 185g | 198g | 198g |
GPS | 〇 | 〇 | 〇 |
録画 | 1080P HD | 1080P HD | 1080P HD |
バッテリー | 1つ | 2つ | 2つ |
駆動時間 | 8分程度 | 8分程度 | 13分程度 |
その他 | ケース付き! |
最終的な好みは飛ばしてみないとわからないので事前情報ではバッテリーの数やデザイン、PotensicとHolystoneどっちが好きか、とか価格で選んでしまってよいと思います
T-25完全版はこんな人におすすめ
- 予算2万円ぐらいで200g未満の航空法規制適応外のドローンが欲しい
- 屋外で飛ばすからGPS内臓の物が欲しい
- なるべく新しい物、動作が安定しているもの
- 持ち運びしやすいケースも欲しい
この辺りに当てはまる人はT-25完全版を購入すると良いと思います
ちなみにT-25のケースにはT-18も収納可能です!
以上Potensic T-25完全版のレビューでした
*この記事で紹介している価格やオプションの数は2019年7月現在の物で実際のものとは異なる可能性があります。ご購入前に商品ページよりご確認下さい