Amazonの定額電子書籍読み放題サービスkindle unlimitedがまた大幅割引のキャンペーンを開催していますね

10/27までの間、ユーザーは上記価格で申し込むことができる
*完全新規の人はそもそも最初の一か月を無料で体験することが可能です☆
僕の愛用サービスなのである
kindle unlimitedはこのブログでも定期的に紹介しているんですけど、新書から学習本からマイナー漫画まで、けっこ~いろんな本が読めるんですよ
毎月無料読める本のラインナップには変更があって、10月現在のトップページはこんな感じ


こんな風に表示されるものをクリックするだけで好きなだけ読むことができるんだな
後半の画像は私の閲覧履歴に基づくものなんですけど、こんな風に普段ちょっと見かけないようなマイナー漫画やエッセイ漫画が多数存在します
読み放題だと購入した本と違って軽いノリで読めるのでトイレとかゲームのマッチング待ちとか、あとは時間が空いてるけどご飯を食べるにはちょっと早いんだよな~っていうような時にちょうどいいんですよね
なんだかキャンペーンの定期開催が続いているぞ
ちょうど3カ月前の7月にも3月99円のキャンペーンがやっていたんです。そのときのまとめがこれ↓

7月のこれで私も契約していて、10月の13日が通常価格の契約更新日で「そろそろ一旦やめて他のサービス試してみるかな~」と退会したところでまた割引キャンペーンが来て「199円ならまだ読みたいっ!」と割引価格で再度契約することができました
この半年間の負担は299円ってことに
これからの3カ月を加えると私はこの半年間を299円で利用できていることになります
私がkindle unlimitedで毎月読んでいる「本当にあった笑える話」一冊分の値段ですね
この価格だと赤字だと思われる
読み放題サービスでは利用者が読むたびにAmazonが出版社に料金を支払ってるみたいだから、この利用料だとさすがに赤字だと思うんだよなぁ~
もちろん契約は自動更新だから忘れてたら月々980円とられるようになっちゃうんだけど、それでもいつでも解約できるものだから漫画とか本を読むのが好きな人にはお勧めのサービスですね
ちなみに、kindleやiPadをはじめ、androidやiOSのスマホ、さらにはPCまで複数の端末で読むことができて事前にダウンロードをしておけばオフライン環境でも読めたりととっても便利な具合に仕上がっています
↓Amazon公式サイトをチェック↓
カルト村で生まれたエッセイ漫画「カルト村で生まれました」
タイトルの通り、独自文化で集団生活をしているカルト村で育った女性の話
お金を使わない暮らしを目指す村
その村は「お金を使わないコミューン(共同生活体)を作ろう」っていうテーマで集まっている物で、所属する人はかなり独特な生活をしている
・組織に入る人は全財産を寄付して入る
・基本集団生活、親と子供は別々に暮らす
・子供たちは大人の世話人が先生のような形ですべての面倒をみていて、子供と世話人だけの共同生活をしている
・物を所有するという概念がなく、お金はもっていない(必要な物のみ世話人が与える
・朝食抜きで農作業への参加などかなりストイックな生活を送っている(体罰つき)
村の中でお金は使わないが、運営費は営利活動で賄っている
お金無しでどうやってくらすんだ?と疑問に感じると思うんですけど、そこは大人が農業製品を村の外に販売していてその売り上げで組織全体として必要経費を稼いで運営しています
宗教団体にあるような寄付メインではなく、収益をあげて運営している法人です
村では小中学までは公立学校へ通う
一応小学校と中学校は地域の公立学校に通ってるみたいなんだけど、高校からは独自の高等部っていう学校もどきに所属して朝から晩まで無休で仕事をしたり「平成にこんな話があったの!?」と驚くことばかりだ
この組織が全盛期のころにオウム真理教の事件があって、それと並んでかなり問題視され、「朝食抜きや現金なし、休みなし」はだいぶ改善されたみたいなんだけどそれまではガチで無休でずーっとやってたみたい。
告発本でないところが読みやすい
著者は幼少期からずっとこの村で暮らしていたが、高等部の卒業を機に団体とは縁を切って一般社会に出て、そこで現在の旦那さんと出会い結婚をしそのまま10年以上一緒に暮らしている
この本は旦那と一緒に当時の生活を振り返るっていうスタイルで、ツッコミを入れたり不満をいったりはするんだけど、団体の批判目的で作られていないからすごい読みやすい
こういう事件があったときにありがちな”マスコミ受けするストーリーを作ってる感”や”悲劇のヒロインきどり”がまったくなく、それこそ著者の楽しかった経験も書かれているので「この本もまた何かの意図で作られているのでは、、?」みたいな気持ちは抜きで素直な気持ちで楽しむことができる
結構考えさせられたね
この衝撃的なエピソードがほんの20年ぐらい前の話だというのは衝撃的で、読み終わった後団体についていろいろ調べてみた
検索をすると割とすぐに情報はでてきて、三重県に本拠地を持つヤマギシ会という現在も存続している農業団体であった
労働者の賃金なしで生産をしているので当然品質も悪くはなく、農作物以外にも加工品やデザートも販売している。全盛期はデパートでの販売もしていたほど人気だったようで最高で年間270億の売り上げがあり、当時は世界一の農業法人であったようだ
バブル期にはそういう社会で働くのがやだな~って思う人はたくさんいたみたいで、この著者のケースでは大学生であった両親が団体の考えに惹かれて入会したみたい
その辺の気持ちはわからなくもないよね。今だって忙しい会社の生活に疲れてみんなで農業して暮らしたいっていう人なんて山ほどいるだろうし
そういう風に集まる団体ってたくさんあるんだけど、ほとんどの団体は資金繰りがうまくいかなくて劣悪なカルト化してるから、経営的には成功してある種の大企業のようなものを形成したヤマギシ会の流れというのは調べていて興味深かったな
やはり後継者づくりが難しい模様
経営的にもうまくいってようだし、今も規模は小さくなりつつも存在しているからオウムとかの組織とは全然違うんだけど、規模が小さくなってしまったのはやっぱり二代目がなかなか根付かないというところにあるようだ
親は自由な生活の中で「厳しい社会生活がやだな~」ていうのを経て農業の生活を選択したしても、子供は強制的にこの組織に入れられているわけで、「村の中に自由はなく、おもちゃとかテレビとかゲームの自由もない、けど外にはそれがある。」ってなったらやっぱり外の生活に憧れちゃうよね
組織の人は子供らに対して、「外の暮らしは大変だよ~ここでみんなで暮らせばお金の心配も食の心配もないよ~っ」ていうのを一番押してくるみたいで、やはりそれに染まる子もいるようだ
この著者の場合にもどちらかというと組織の中で生活の不安なく暮らすことには理想を感じていたみたいなのだけど、組織がその考えを押し付けたり、夢を追って離れた子を失敗作のようにいうことに不信感を感じて離れることにつながったみたいだ
そんな感じで「こんな村があったのか~!っていうオドロキ目線」と、「独自社会の中で育った子供はこんな風に思うのか~っていうフムフム目線」の二つで楽しめる本だと思う
一巻完結で他に2冊
この本は幼少期から小学校を卒業するぐらいまでの話で、後に「中学校から高等部を卒業して村をでるまでの話」「お金を初めて使った話」の二冊が別に出てているんだけど、残念ながらそちらはkindle unlmitedの対象ではない
それでも一応この巻で話は完結しているから一冊だけでも楽しめると思う
とりあえずkindle unlimitedで一巻は読めるからunlimited未経験の人は無料体験で、既に無料体験を終えている人は3カ月199円のキャンペーンで読むことをオススメします
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ちなみに最近まじかるタルルートくんや、東京大学物語、探偵学園Qの全巻も追加されたので割と知名度がある系の漫画もありますね
やっぱり漫画の話は書いていて楽しいですね。また今度kindle以外の漫画ネタもやりたいと思います
そんなわけで今日はkindle unlimitedの大幅割引キャンペーンとオススメの本「カルト村で生まれました」の紹介でした






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*読み放題対象ラインナップはその時期により頻繁に変更されます
なとりさんのブログ、社会性の高い記事でも読みやすいです。
本は好きなんだけど、紙媒体だと家に置き場がないから、Kindleあるとどんな気持ちになるんだろう?って思ってたので、とても参考になりました!
いつもよく言ってくれてありがとう
そう!kindleunlimitedは雑誌類もかなり充実してるから友達は通勤時間に読んだりしてたみたい
長く使ってると読んだ本ばっかだな~ってなるんだけどはじめてだと結構楽しいよ^^