3月27日発売の最新VRマシンHTC VIVE COSMOS ELITEが本日届きました!
事前予約していたんで発売日に最速でレビューする予定だったんですけど、、発売日にVIVEから小売店に発送されてその後消費者という形だったので受け取るのは四日後の今日になってしまいました
それでもYahooショッピングのPaypayキャッシュレス還元が大きかったのでよしとしましょう
今回のCOSMOS ELITEは従来よりもだいぶスッキリと装着しやすくなって、かつCOSMOSのVIVE最上位の画質というのが2大注目点です
まだプレイのほうは数時間しかできていないので今日は開封レビュー的な感じで製品の様子を紹介したいと思います
COSMOS ELITEを開封
・パッケージ裏面
裏面にはVIVEが始めた独自のVRソフト供給サービス、VIVEPORTのことが紹介されています
こういうソフト一覧みたいなのはテンションがあがりますね
・中身
中はこんな感じで左からベースステーション&ケーブル、VRゴーグル本体、コントローラー&ケーブルといった具合でわかりやすく入っています
・ゴーグル本体
こちらがVRゴーグル本体!COSMOSシリーズなので前面にカメラがついています
・目玉のフリップアップデザイン
COSMOSの目玉である被りやすいフリップアップデザインは横からみるとよくわかります
頭をはめる輪っかの部分がこれだけ大きく可動します
人形でイメージするとこんな感じ
まず目をゴーグルにあてて..
グイっと被る
従来の両方同時にセットする感じから先に目を当てる形に変更したので、ズレずらくて被りやすくなりました
・イヤーパッド部
ゲーム音が流れるイヤーパッドはこんな感じ
スプリングで何段か位置を調整できるようになっていて、耳元でなかなか高音質なゲーム音を再生してくれます
・コントローラー、ベースステーションは従来のまま
私は無印VIVEユーザーだったのでこの二つは以前と一緒です。COSMOSの輪っかのコントローラーも使ってみたかったんですけど、こちらのほうが性能は上なようなので良しとしましょう
一応アップデートすることでPROモデルと同様のVer2.0センサーに対応するようです
・ケーブルもだいぶスッキリ
VRゴーグルとパソコンをつなぐケーブルも一つにまとまってだいぶスッキリしました
このUSBケーブルとDisplayportケーブルをつなぐだけでOKです
遊んでるときの配線はこれぐらいスッキリします
・ベースステーションの設置
あとはベースステーションを設置すれば用意完了です
私は例のごとくエアコンと棚の上に適当に設置
ソフトインストール 今回はVIVEの専用ソフトを入れよう
あとはパソコンでSteamを開いてルームセットアップをして..と思っていたのですが、今回はVIVEの専用ソフトで導入の手続きをするようです
公式よりViveセットアップファイルをダウンロードします
面倒だなぁと思っていたのですが、公式ソフトなだけあって画像つきでかなりわかりやすく説明をしながら設定を進めてくれます
以前はSteamまかせだったのでこれも良い改良です
そのままCOSMOS ELITEのセットアップファイル等をいくつかダウンロードしながら進行します
セットアップが終わるとVRゴーグルと視界を共有しているVIVE PORTが起動します
これがVIVE PORTにおけるデフォルトの画面です
これでセットアップは完了です!あとはもうソフトを起動すれば遊べます
肝心の画質は?
COSMOS ELITEの一番の目玉である画質ですが、無印から買い替えた私は「かなり良くなった!」と感じました
視界がブレたりボケたりすることが減り、以前は頻繁に調整していたレンズの感覚を調整するローラーも今作では触っていません
ELITEを付けていて「ブレるな」と思う時はゴーグルが緩んでいる時だけです
レンズの円状の溝の感じもほとんど感じなくなって、今日遊んだVR Saverではグラフィックで改善して欲しいとおもうところは一つもありませんでした
VRゲームの映像クオリティにはソフト側の画質の問題もあるので、現状ディスプレイとしてはこれで完成していると感じました
ベースステーション無しじゃ遊べないのか?
そして私が注目していたもう一つのカメラによるトラッキングについてです
COSMOSの上位機種ということでてっきり”本体のカメラでトラッキングをするインサイドアウト方式”が使えると思っていたのですけど、今日調べた限りではベースステーションが必要な遊び方しか見つかりませんでした
前と横で四つもカメラがついているんで飾りっていうことはないと思うんですけど、外国メディアまで調べてもカメラでトラッキングできる系の情報は見つかりませんでした
カメラを使ったトラッキングの情報もあるのだが..
公式サイトに今後発売されるオプションパーツのところに「6つのカメラを使ったインサイドアウト方式により動作範囲を広げました」とあります
もしかすると現在はベースステーション依存で、COSMOS ELITE本体の四つのカメラは今後オプションパーツと一緒に使うのかもしれません
メールで問い合わせておいたのでまた情報が出てきたら追記したいと思います
*追記 VIVE公式より「COSMOS ELITEはベースステーションを使用しないとトラッキングすることができない」と回答を頂きました
こんな感じで製品の初見レビューは終わりです。ここからはVRゲームの定額遊び放題サービス VIVEPORTインフィニティについて触れていきたいと思います
VIVE インフィニティとは
セットアップのところで独自のVIVEPORTが登場したように、HTC VIVEではソフト面に力を入れています
有料、無料のソフトダウンロードはもちろんのこと、VIVEPORT インフィニティでは月額料金を払うことで対象ソフトをプレイすることができます
月1500円の価格設定はかなりお手頃に感じます。
4月現在ラインナップは179本ほど
VIVE PORTで取り扱っているすべてのソフトがインフィニティプランで遊べるというわけではなく、4月現在は179本が対象になっています
有名どころではgoogleが開発しているVRお絵かきの最大手ソフトTilt Brushや水の中で巨大生物をみるThe Bluが対象になっています
全体として体験、体感系のソフトが多く、ガンシューティングや剣を振り回して戦うソフトは少ないです
VRアニメ映画 Gloomy Eyes
知らなかったもので面白そうだと思ったのがこちらのGloomy Eyesです
360度見渡すことができる状態で目の前で起こるストーリーを楽しむことができるようで、今年でたばかりのソフトですがユーザーの評価もとても高いです
残念ながら日本語には対応していないのですが、このタイトルもVIVEインフィニティのカラーを表していると思います
インフィニティとSteamの使い分け
VRゲームは地味ゲーで遊ぶのがメインで、たまに大作のBR saverやガンシューティングゲーを買うぐらいがちょうどいいと思うのでこのインフィニティのサービスとコンセプトは非常に良い設定だと思います
このインフィニティはCOSMOS ELITEを買うと2か月無料で使用できるクーポンが付属するのですが、、かなりわかりづらいところについています
箱を開けたところの青いうち蓋のところにさりげなくコードが書いてあります
まとめ
こんな感じでCOSMOS ELITEはとりあえず本体がスッキリしてフリップアップデザイン、イヤーパッドの二点で使用時の快適性がかなり増し、ディスプレイ性能の向上でグラフィック面でもパワーアップしました
価格が10万円を超えているので娯楽に使う予算に余裕がある人向けのアイテムという感じがしますが、少しづつ性能アップしていく本体性能や、ソフト面でもがんばっているHTC VIVEの姿勢はVRハードメーカーとして評価できると思いました
VRインフィニティが普及してソフトの充実→メーカーがVRソフト開発に参入しやすくなって、といった流れが起これば理想的ですねぇ~
こんな感じで本日は「新発売のHTC VIVE COSMOS ELITE!フリップアップとイヤーパッドはかなり良いね【開封レビュー】」の紹介でした