2025年暑さ対策の冷却服3連続紹介シリーズ第2回はこちらの空冷服です
服に小さな扇風機のようなファンがついていて体に向かって風をおくります

最近はファンのパワーがとても強力になっていて、測定してみたところ私が普段使っている扇風機の強よりも強いパワーでした。
動画がこちら
シンプルな仕組みなので値段も安く軽量で、スイッチを入れてすぐに涼しくなる、といった具合にメリットばかりです。
最近は工事現場や屋外作業のお仕事でこうした空冷服の着用を必須としている現場もあるようです
私が3種類の冷却服を比較した中でもとりあえず最初に買うべきだスタンダードなものがこの空冷式だなと感じました。
ということで今回はこの空冷式の服の様子を見ていきましょう
*この記事は販売メーカーから製品提供を受けてレビューを作成しています。記事に書いてある情報は私が使用する中で感じたことなので正式な情報とは異なる可能性があります。詳細スペックは公式サイトをご確認ください。
製品スペック
こちらが今回レビューした空冷服のスペックです。
| 価格 | 1万円前後 |
|---|---|
| 冷却タイプ | 空冷式(ファンの回転) |
| 電源 | 22000mAh |
| サイズ | S~5L(7サイズ) |
価格は1万円前後で、セールが頻繁に開催されているのでだいたいのタイミングで9000円前後で購入することができます。
電源は22000mAhで現行の日本で流通している大半の製品よりも10%ぐらい大容量です。
そしてサイズとカラーバリエーションも豊富で、色は4パターン、サイズは7パターンあります。
空冷式の服は一番外に着ることも多いと思うので好きなデザインを選べるのは嬉しいところですね。
パッケージの中身をチェック
パッケージはこんな感じです。
内容物はとてもシンプルでウェアと、ファンのパーツあとはバッテリーにそれを繋ぐケーブルに説明書となります。
空冷服が登場した当初はファンが最初からくっついているものをが主流でしたが最近はこのようにファンを自分で取り付けるタイプが増えてきました。
そうすることでコストダウンされたりファンのパワーや静音性を選べるようになっているのが魅力なようです。
こちらがウェアの様子です
薄手のペラペラとした素材でこれ自体はナイロンのジャンパーのようなイメージです
割としっかりとした素材で切る前に一度全体を水洗いしてみたんですが水捌けもよく乾きも良かったです
そしてファンの様子がこちら
こちらが手に持った段階でちょっとなんか違うなと感じるがはかなり良くできていてパワフルなファンになっています
こちらはイメージ画像か実際の様子かどちらかはわからないですが公式のファンの図解画像です
そこらへんのハンディファンとかとはレベル違いの風をうみます。
こんな感じでふたの部分がくるくる回ってパッと外れるようになっています
これをうまいことはさんで服にとりつけるってわけですね。
そしてこちらが大容量バッテリー
ボタンを押すとランプが点灯してバッテリーのおおよその残量がわかるようになっています。
あとはバッテリー側面にTYPE-Cケーブルが内蔵されていて携帯の充電用としても使えます
見た目は重そうですが317gほどなのでポケットに入れるとあまり重みは感じません
このファンやらバッテリーやらをウェアに取り付けて空冷服にするわけですね。
この「自分で組み立てるというプロセスが大変なんじゃないだろうか・・・?」と心配な方が多いと思いますので、この組み立てと動作の様子を特に掘り下げながら紹介して行きます。
ウェアにファンを取り付けよう
まず説明書を見ながらウェアを机の上に広げてファンを左右に置いていきます。
こちらがウェアと各パーツの配置イメージです
ウェアのここの穴にファンを通すってわけです
ここでちょっと注意してほしいのですけど、この穴はファンを無理やりぐいって通すのではありません
ファンの蓋をぱかっと開けてウェアの穴を通して装着します
それを反対側からファンで受け止めてくるくる回して閉じるわけです
ちょうど良いサイズになっているのでピタッと閉まるところまで回せます。
ロゴが外側になるように
服の外から服の内側に向けて風邪を流すわけなのでロゴが外向きの取り付けになります
ファンの取り付けはこれでOKです。
そして左内側にあるポケットにバッテリーを入れます
そしてケーブルの赤い口を充電器にさして残りの二つの黒い口をそれぞれのファンに付けていきます
服の中でケーブルが絡まないようにケーブルを通す紐があるのでそれぞれそこを通過させるようにしましょう
これで完成です
ファンの取り付けや配線と考えるとちょっと面倒くさいんじゃないかなと思ってしまいましたが5分ぐらいでできる簡単な作業でした。
ネジなど使わないのでおおよそ誰でもできる簡単な作業だと思います。
実際に着てみよう
こちらの空冷服を着てみた実際の様子がこちらです
私は普段服を買うときはMサイズを購入しているのですが今回は内側に色々着込むことも想定してLサイズを購入しました。
若干サイズが大きいですがアウターであることと、空気が流れることを考えてこのぐらいがちょうどよいような気がします。
すして薄手の服なので体の動きへの影響もほとんどなく、自由に動くことができます
電源オン!
そして内ポケットの電源長押しでスイッチオンです!
すごい勢いで風が流れて一瞬でウェアがパンパンになります。
後ろ姿はこんな感じ
動画にするとこんな感じです
ウェアで密封されているので風が100%体に当たりかなり強烈に感じます。風は首や腕の穴から外へ抜けていくので首元もとても涼しいです
動画だと風が流れている様子がよくわかります
電源のオンオフやパワーの調整はバッテリー側面のボタンから行うんですが割とバッテリー自体が薄いポケットに入っているのでウェアを着た状態でも操作は簡単にできます
ここでこの製品の強力な風のパワーに少し注目してみます
製品名にも暴風とあるとおり、この製品はとにかくファンのパワーが強力で、最大の設定の時はものすごい勢いで風が流れていきます
動画だとこんな感じです
この凄さが激しかったので家にあった風速計でちょっと計ってみました。
計測法はかなり適当なものなので数値の比較だけの目安にして欲しいのですがこちらの最大パワーで秒速6mほどの数値が出ました。
比較として私が普段家でメインで使っている扇風機の最大風力を目の前で当てたところをそちらは秒速4.8m止まりでした。
もちろん計測方法も適当ですし、扇風機は一点集中じゃなくて広い範囲で風を流すのでこの計測に不利だったとかそういうところもある思いますが、それでもこの小型のファンでこれだけのパワーが出ることに私とても驚きました。
多分ほとんどの人はこれより弱い設定で使うと思うんですが瞬間的に風を送りたいときとか一瞬で冷やしたい時もあると思うので最大のパワーがこれだけ強力っていうのはこの製品の大木な魅力ですね
ちなみに公式情報によるとパワー別のバッテリーの持続時間はこのようになっています
| パワー1 | 約16時間 |
|---|---|
| パワー2 | 約9時間 |
| パワー3 | 約5,7時間 |
| 最大パワー | 約4時間+0,5 |
パワー次第で半日以上持たせることもできますし短期間の集中作業であれば最大パワーでもずっと使い切れそうです
まとめ 手軽で最高!やっぱり空冷式が一番!
空冷式を使って思ったのがやっぱりスイッチを使ってすぐに体が涼しくなるのがとても魅力的でした。
私が家の中で使っていたというのもあると思いますがスイッチを入れて本当に数秒で入れる前とはガラッと体表面の暑い感じが変わってきます
これはペルチェ式や水冷式にはないメリットで、活用できるシーンはかなり多いだろうなと感じましたね
基本的には屋外作業の時を暑さ対策で使われていると思いますが例えばオフィスワーカーの人が移動の時に汗をかきたくないとか、お風呂上りにせっかく体をきれいにしたのに汗をかきたくない時とか、あとはええ熱いトイレの中に長時間いるときとか、場所を選ばずポータブルに瞬時に使えるのはいいですね。
最近まとめサイトなんかでも作業用途以外でもクレイ服使ってるよみたいなトピックがちょいちょい取り上げられているので本当に使っているユーザーが増えてきているんだと思います
あと空冷服のプラスのメリットとして水冷式やペルチェ式などのほかの冷却機能を持つ冷却服の上に来て熱い風を循環させて外に逃がすという組み合わせの使いかたも良いようです
こんな感じで空冷式の冷却はとりあえず1台買って必要に応じてさらに別の冷却タイプの物を買ったりオーソドックス&オールマイティな1台として活躍できそうです
冷却服を探している方はぜひこの製品をチェックしてみてください













