定期的にとりあげているパソコンゲーム販売会社Epic Gamesによる無料配布ゲームネタ、今週は火星に移住するSurviving Marsっていう街づくりゲームの大作です
やってみたら火星を開拓&人を増やして街づくりっていう二つの要素がすごい楽しくってね
配布開始から五日ぐらいたってしまったんですけど、あと二日無料配布期間が残っていますので今日はそのSurviving Marsの魅力について語りたいと思います
ボードゲームファンでも人気なジャンル
火星移住ってテレビゲームだけでなくボードゲームでも人気のジャンルで代表作「テラフォーミング・マーズ」はボードゲーム界の人気トップ3に入るであろう大作だ
シングルプレイっていう大きな違いはあるのだけど最初のスポンサー選び(資金が潤沢なスポンサーや、ロケットをたくさん持っている等の特典がある)や、埋蔵資源で技術開発していち早くブレイクスルーを実現、などなど火星開発ゲームの王道を抑えている

ボードゲームにあるような数値の計算や駒を動かす手間がなく、加えて最新ゲームの綺麗なグラフィックで楽しめる
難易度は細かく設定可能
ネットでSurviving Marsの情報を調べると「難しいゲームだった」という評価がたくさん出てくる
火星に人を送って開発するっていう設定なので、ちょっとのトラブルで簡単に人が死んでしまうところはある。鉱山や水の資源も有限でいずれ枯渇するといった具合にいくつか難しい要素はあるんけど、ルール設定で難易度はかなり調整することができる

建物を無料で建てたり、すべての研究を可視化してどこからでも取れるようにしたり、とそれぞれの希望に合わせてちょうどいい難易度で開始することができる
日本語化も簡単に
このゲームのもう一つの問題は日本語に公式対応しておらず、英語でプレイしないといけないというところだった
これで買うのをやめた人も多いと思うのだけど、現在は(たぶん)公式が無料配布に合わせて日本語かmodを用意してくれたようで、メニュー画面から簡単に日本語化することができた

それではここからは実際のプレイの様子を紹介しよう
実際のプレイの様子
ロケットが到着したらまずは、数台のマシーンとAIで動くロボット(ドローン)で最初の開発を始めます

ゲーム序盤は周辺にむき出しの金属が落ちていて簡単に集めることができるので、序盤はアイテム置き場をつくってドローンに素材を集めさせよう

最低限の素材が集まったら電力発電システムとドローン管制塔を用意して、鉱山を掘って本格的な資源収集を開始

こうしてインフラの確保(電気、水、酸素)と資源の収集(鉄、コンクリ、ポリマー)を進めて、資源が揃ったらドームを立てて地球から人を送り込もう


ゲームが進めばこんなビッグシティができあがります

圧倒的な作りこみ
こういうゲームって人も資源も数字だけのバーチャルなものになりがちで、たくさん増えて行っても「あ~画面上の数値が増えたな~」ぐらいで達成感もないものだけど、Surviving Marsは一味違う
例えば私の街の巨大倉庫の様子はこちら

左上の白いのが3589個の機械部品で、右が1228個の食糧だ

一個一個のパーツが存在し、それをロボットが用途に応じて配分、消費している
綺麗なグラフィック
Surviving Marsでは作業のほとんどはドローンが自動で行なってくれるのですが、ちょろちょろと走り回るドローンは見ていてとってもかわいいです

また、人やロボットなどすべてのユニットはそのユニットの目線に近い大きさまで切り替えることができ、作業や暮らしの様子を見ることも可能だ


街自体はかなり大きくって、下の画像の一大都市も全フィールドの中では1/20以下程度のスペースなのである

この膨大なゲームフィールドで、そのすべてのユニットが何らかの仕事をしているというのは圧巻
17日まで無料配布中
そんな感じでSurviving Marsは未開の地を開拓する冒険感や、効率よくパーツを配置する街づくり要素、出来上がった街を眺めるミニチュア感などなど、街づくりゲームとしてのすべての要素を満たしたクオリティが高い良作品でした
是非チェックしてみてください
